2022年になってもワクチン接種を続けてしまった東アジア


東アジアは2022年8月に人口当り新規陽性者数で世界トップ4


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横軸を100人当りの接種数累計に変更したグラフを見てみましょう。一人で2〜3回、場合によっては4回射っていますので、100人当りだと、例えば日本の場合だと250くらいとなっています。

1番目のグラフ、2022年8月23日には、人口当り新規陽性者数で東アジアの4ヶ国(地域)、韓国、日本、台湾、香港、が世界の実質トップ4となりました。(バルバドスが香港より少しだけ上ですが人口30万人の小国なので除外しています。)シンガポールも東アジア4ヶ国のすぐ下にみえます。これらの国や地域はどこも当初は感染が少なかったところです。せっかくコロナに対して強かった免疫がワクチンで異常をきたしているとしか考えられません。

更によく見ると、100人当り接種数累計が、240-280 となっているあたりは緑の色の国が多くなっています。このグラフではアジアが緑で表示されていますので、その接種回数に達している国はアジアばかりで、他の地域でその接種数に達しているところは少ないということです。被害が酷かった欧州や南北アメリカは入っていないということです。どうして被害が少なかった東アジアでこんなにワクチンを接種したのでしょうか。全くわけが分りません。自国の被害状況に合せて接種推進の是非を決めるべきでした。

2番目のグラフ、報道されている通り、新規陽性者数の絶対数では日本がこの頃 5週連続で世界一位となっています。

3番目のグラフ、人口当りの死者で日本よりもっと多い国もありますが、それらの国が日本並みになってきて、日本は少し増えてきているという状況です。4番目のグラフ、日本は 2022年8月10日から米国に次いで、死者の絶対数が多い国となっており、世界 2位です。

日本が死者でもこんなに目立つようになってしまったのは、死因が別の要因であってもコロナ陽性ならコロナ死とカウントしているという検査体制の問題もあるでしょう。ですからずっと、検査・マスク・ワクチン推進で状況は悪化すると筆者は訴えているのです。100万人あたり、他の死因での死者は30人くらいなのですから、コロナ死者2〜3人は騒がなければ大きな問題ではありません。

繰返しになりますが、これらはイスラエルの事例からその可能性を全て予期できていたことです。それなのに検査・マスク・ワクチンを推進した結果、東アジアの感染状況は悪化し、日本も世界最大の新規陽性者を出すまでになりました。検査・マスク・ワクチンを続けることでコロナ禍が続いたのです。