何故、情報系の大学教授含め、のきなみ騙されたのか?


インターネット技術の研究者としては私だけが唯一騙されず発信もした

筆者はインターネット技術の研究者です。今回、筆者だけがインターネット技術者の中で騙されず、かつ日本で唯一インターネット技術を使って情報発信もしてきました。

今や以下のことは明白でしょう。

お世話になった先輩や先生は、大学の情報系、コンピュータサイエンス系の学部の教授などが多くいます。大学で情報リテラシーなど教えている筈で、報道を鵜呑みにしてはいけないとか、情報ソースに当らないといけないとか、大学の講義として教えているはずです。しかし見事に騙されました。

なお騙されなかった知人は居ます。しかし積極的な情報発信をしたのは、インターネット技術研究者としては、やはり私だけだったと思います。


何故、情報系の大学教授含め、のきなみ騙されたのか?

あくまで、意見表明を見た中で、ということ。

自粛マスク考察マンさんに「何故なんでしょ?」と質問したことあるのだが、事も無げに
「データ読んでないからでしょ」
と。
(以下、別内容だが似たような趣旨なのでリツイート)https://t.co/8gTooJylC9
2/

— 藤川 賢治 (FUJIKAWA Kenji) @ 医療統計情報通信研究所 所長 (@hudikaha) November 8, 2021

何故のきなみ、いいところの大学教授含め、騙されたのでしょうか。これが当初からずっと分らなかったのですが、自粛マスク考察マンさんと会話して御陰で一部分りました。騙された私の知人はデータなんか読んで無いのです。「いや、読んでた」という反論があるかもしれませんが、筆者はその知人より絶対沢山のデータを取得して読んでいたという自負があります。

また何度も何度も思考実験をした時間も他の人より多い自信があります。厖大な思考実験の末に「やはり他の人の言っていることの方がおかしい。私の考えで正しい筈だ」と考えました。


数学に秀でていてもコンピュータと「同じように」間違える

機械に洗脳というのも変な話だが、そもそも機械は人間が条件を入力し、それによって正しい答えを導いているだけの単なる白痴で、簡単に洗脳されるものだ。むしろ、洗脳を前提としたものが機械と言っていい。たった一つの条件が違うだけで、全てを間違う馬〇とも言えるわけだ。 https://t.co/NptW56nsxB

— 自粛マスク考察マン (@eVDBGQP1vRkvakv) July 8, 2022

しかし、これでも何故、論理的に考えればおかしいと思うことを、おかしいと思えないのか、これは分りませんでした。知人は皆、数学や理系科目に関しては私以上の人ばかりなのに、です。しかしその疑問もこのツイートで氷解しました。

そう、コンピュータと同じなのです。計算が幾ら正確にできても、入力データが間違っていたり、足りなかったり、またアルゴリズムが間違っていれば、正しい回答は得られないのです。この結論に至った日は、月並ですが、雷に打たれたような衝撃を感じました。数学ができるというのは、真の意味で、コンピュータと同じ能力だったのだ、と。

もちろん私とて森羅万象全ての事象を自身にデータ入力して結論を導き出しているわけではありません。それでも現実世界の出来事を説明すべく、バランスよく自身にデータを入力しているつもりです。そしてここが重要なのですが、私が導き出した答えと、現実世界で起こっていることで違うことが起きれば、間違っていたことを素直に認め、データ入力を修正するなりアルゴリズムを変更するなりしていたつもりです。

こんなこと当り前だと思うのですが、当り前で無いということを知りました。

例えば、2020年2月ごろは、まだ日本の衛生観念がコロナ被害を少なくしていると思っていますが、インドも少ないと聞いて、失礼ながらこの考えはあっさり捨てました。

ワクチンも死亡率を考えれば 70代以上はメリットが上回る可能性を書いてきてましたが、徐々にワクチンの被害の拡大が明らかになるにつれ、どの世代でも絶対にデメリットが大きいと考えを改め、そう書くようにしました。自身の両親に対しては絶対射つなと言っていたのですから、デメリットの方が大きいだろうと思っていたというのが本心です。当時はまだ反ワクと言われたく無いため、メリットが上回る可能性についても言及してしまっていました。これは非常に反省しています。申しわけありません。

自身で考えて射つ分には仕方無いと考えています。しかし人に勧めるのは許さざれる行為だと考えています。ですからこうツイートしました。

将来

「あの頃は皆こぞってワクチン打って、馬鹿なことしてたよなー、ワハハ」

なんて笑い合える日は来るかもしれない。

しかし、

「あの頃は皆こぞって若者にもワクチン打てって馬鹿なこと言ってたよなー、ワハハ」

これは無理だ。

— 藤川 賢治 (FUJIKAWA Kenji) @ 医療統計情報通信研究所 所長 (@hudikaha) August 5, 2021

話が少し戻りますが、私はデータ入力が多かったのでこう考えました。

疑問に思うことがあります。学生に勧めていた知人たちも、3回目は射たなかった人が多くなっているのでは無いかと思います。学生達に勧めてた人達は「勧めてごめんなさい」と謝ったのでしょうか? 2回目までは「射ちました」と嬉々として報告してきた知人を何人もフェイスブックで見かけましたが「3回目を射ちました」という報告は2人しか見ていません。もちろん全員を確認したわけではありませんが。そして4回目に至っては報告見たのは1人です。またその知人の書き込みに「いいね」やコメントで反応していた人で私の知人はいませんでした。

コロナのリスクを見誤り、大学から学生を排除して青春を奪い、ワクチンを盛んに勧めて、ひっそりと自分で射つのをやめた大学教員は、さすがに卑怯なのでは無いでしょうか?

この文章に反論を期待したいと思います。とはいっても筆者は実は意地悪で、最初から反論し難い文章にするのが得意らしく、この文章もそうなっています。ツイッターでも反対の立場からの反論メッセージを受けること機会がコロナ禍の同志と比較して少ないようです。

「当時は分らなかった!」系の反論は、ロックダウンや行動制限に関しては「スウェーデンは分ってたよ」で済みます。そのスウェーデンでもワクチン政策は駄目だったわけですが「アフリカは分ってたよ」で反論終了です。