ワクチン3,4回目が日本の感染状況と相関?
アイデアを頂いたツイート
頭をフラットにして見ると4回目の方が(逆に)効いてるって見えちゃうんですけど?
— MiyuMotohashi (@MiyuMotohashi) August 20, 2022
打たなければもっと酷い事になってたはず()なので気のせいですよね? pic.twitter.com/MN7a0drftT
ワクチン接種と感染拡大の関連はずっと指摘していましたけれど、MiyuMotohashi さん作成の3回目と4回目で綺麗に感染の波を作っているところを示すツイートを見て、同じようなグラフを表現すべく、プログラムを修正しました。
感染状況とワクチン接種や人流などの人為的な介入を重ね合せたグラフで表示するページは以前から提供していましたが、メニューに表示可能な項目を追加する度に屋上屋を重ねた状態になっていました。 そこで一層のこと、項目を全部選択できるようにすればよいのではと思い付きました。項目は Our World in Data 由来が一番多いですが、提供しているグラフのデータ元 に示した Human Mortality Database や国連の死者データベース、日本の厚労省などから取得した項目も含みます。そのページを作成するプログラムを改変し、感染状況を朱色の棒グラフで表現し、ワクチンや人流などの人為介入を青色で表現します。
ワクチン4回目が日本の感染状況と相関?
- 日本、東京、大阪、の順に4回繰返す12個のグラフ
- 新規陽性者もしくは死者と、3回目接種もしくは4回目接種を重ねて表示
- 4回目は相関係数が高く出る
[PDF] [画像] [MedicalFacts.info]
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[PDF] [画像] [MedicalFacts.info]
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グラフは、日本、東京、大阪、の順に4回繰返しており12個あります。その繰返しの中に、新規陽性者または死者と、4回目接種状況または3回目接種状況を重ねて表示します。2軸グラフなので相関係数も表示しています。(なお 4回目と3回目のデータが用意されているのは、日本と都道府県のみです。他の国や地域は、ブースター接種として纏められたデータしかありません)
まず前半6個のグラフ、4回目接種状況から確認しましょう。グラフは横軸が 2022年の1月から日ごとの推移を示しています。縦軸は、青の線が日ごとの人口当りの4回目接種数、朱色が新規陽性者や死者を示しています。特に新規陽性者は相関係数が非常に高く出ています。
後半6個の3回目接種のグラフの相関はマイナスになっています。しかしこれは 3回目接種が下火になってからも相関係数を計算しているからであって、期間を2022年6月末にまで減らしてみます。
ワクチン3回目が日本の感染状況と相関するという結果も
- 期間を2022年6月末にまで減らした場合、3回目の相関も高く出る
- 不当な切取りか?
- ワクチンで感染が収まったというデータこそ不当な切取り
[PDF] [画像] [MedicalFacts.info]
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期間を2022年6月末にまで減らすと非常に相関係数が高く出ることが分ります。
この切取りは筆者は合理的な切取りだと考えていますが、値を高く見せるための不当な切取りだと解釈する方もいるでしょう。個人の解釈は自由です。私もワクチンで感染が収まったというデータは、不当な切取りだと解釈しています。筆者は自身の見解の方が、実世界の現象を上手く説明し、免疫学的にも正しいと思っています。二つの異る意見がある以上、ワクチンは推奨してはいけないと考えています。
皆さんはどうお考えでしょうか。
参考文献